デジタルと防災
1.FEMAのNIMS
FEMAのNIMS…アメリカ国土安全省連邦緊急事態管理庁のNIMS、10年以上も前に
コピーして繰り返し読んだので、けっこうボロボロです。
当時は、邦訳がないので読んだ方も国内におらず…統一コマンドスイッチ、
デジタル一元管理する有用性についてもあまり知られていませんでした。
ところが10年たって、デジタル庁ができたら 希望の光がでてきました。
2.バラバラデータは、災害時の個人負担が重たい。
わたしの夫は、コロナ前に大腸がんになり ストーマをつけていました。
ストーマは、使用1年未満は自費となるため、かなりの高額になります。
面倒なことに、個々のケースに合わせて、パウチ、シール…を
各社バラバラに選ぶことになるので、人によってセット内容が違うのですね。
災害時…となると腕組みをしてしまいました。そもそも従来のやり方だと、
通院先で患者さんが登録、各市町村とストーマ協会が協定を結び、
避難所へ物資輸送されるしくみ…個人での登録がありませんでした。
本人が市内の病院へ通っているとは限らないうえ、
避難所を利用するかどうかも分からない。
あげくに茅ヶ崎市は協定を結んでいません。
こうなっちゃうと個人負担で用意するしかありません。
もうひとつ…うちの自主防災会には透析を必要とする方がいましたが
透析の場合、水と装置が不可欠なので、特定病院へ搬送する必要があります。
また、地方自治体で、災害医療チームとボランティアチームが連携し、
患者さんに事前アナウンスが必要なのですが、茅ヶ崎は対応がなく
患者さんと自主防災会は、何度か保健所へ通ったのでした。
3.マイナンバーカードが災害時にできること
河野デジタル大臣に、この点について質問する機会をいただき、
デジタル庁と災害の事例として、お話をいただきました。
宮城県で避難所受付をデジタルで実施した事例です。
従来ならば、半日余りをかけて 避難所の受付を行うのですが、
マイナンバーカードとアプリをつかったモニタリングの結果では、
□手書きでの受付=10分で31人
□デジタル受付=2分で100人
このアプリでは、ご高齢者、赤ちゃん、透析やストーマなどの備蓄必要数を
本部で把握できる仕組みになっているのだそうです。
災害時のデジタル…バッテリーはじめ、まだまだ課題はあると思いますが
弱者支援を現場が忘れずに運営できる…そんな未来をつくりたいです。
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