おうちテント日記 0日目/おうちテントについて

1.ひきこもりディをスペシャルに!

1)全国規模の自宅療養

わたしの家族が感染した時から数字は一挙に右肩上がり。ブログ掲載以降に、保健所の「発熱外来」「施設療養」のルールは早くも変化しています。また全国的に病院療養、施設療養の受入れは3~5%くらい、8月28日現在、95%以上が自宅療養であると思われます。


じつは、この数値はコロナ禍での避難所キャパと同じくらい。つまり、いま災害が起きれば、ほぼ95%以上が「いざうち」ということになります(これは、シリーズの最期に「コロナ禍の避難所」として掲載予定です)



2)わがやのゾーニングはどうすればいいの?

そんな中で、ママ友から次々とブログ記事へのご連絡をいただきました。ご連絡&拡散、ありがとうございます。ご質問の中でも、共通していたのが「ゾーニング」です(あと、うちの長女が感染しなかった件‥‥)

防災をハードとソフトに分けるなら、自宅のゾーニングは「ハード」部分にあたります。おうちの事情や家族構成はソフトになります。ハードも、ソフトも、そう簡単に変えられるものではないので、ご提案したいのが「おうちテント」です。


3)ゾーニングの極意は…

ゾーニング(エリア分けのトリアージ)、じつは「非接触・非対面」、次に「非共有」だと私は思っています。「隔離する場所がない」というご相談が複数あったのですが、まずは家庭内での「非接触・非対面・非共有」を守ることが大事。そのうえで「おうちテント」は有効かな…と思いますので、今回 実体験を記事にいたします。


4)おうちテントで「じぶん空間」を

地域防災担当者としても、今回死んだ気になって考えさせていただき、「おうちテント」は、「自宅観察&療養」にうってつけではないかと思っています。

自宅隔離のゾーニングによし、リモートによし、避難所での感染防止によし。徹底した「じぶん空間」というのが、またいいじゃないですか?

それから、わがやではトイレや洗面所は「共用」でしたが、うまくいけば 感染の心配なくトイレや衛生面を解決できてしまいます(記事の中で「100均DIYで300gの携帯トイレ」をご紹介予定です)そうして、ケースバイケースではありますが、テントなら、屋外にたてることも可能です。


2.おうちテントを日記にします。

1)おうちテント日記のまえに

理路整然としたいところですが、じつは私もテントはビギナーです。これまでのアウトドア体験では殆ど日帰りか宿泊所を利用し、山(登山)か、川(ルアーフィッシング)、タープをはって、レジャーシート、横でガス(+オーリック)+クッカー(キャンプ用の調理具)というくらいでした。なので、やってみた失敗談もいいんじゃないか、と日記形式にします。


2)非日常空間を「怖い」から「スペシャル」にする

ひとりで実施するつもりが、家族が興味津々で、気づけば外出中に娘が寝ていたり、息子がおやつを食べていたり、パパが寝ていたり…どうやらテントというやつは、興味を持たせる上に、中に入れば「安眠」するらしいのです。長女が調べた結果「母親の胎内を思い出させる」作用で、子どもは安心するのだと言います。そうなんでしょうか…4日目の現在、とにかく 床面が痛い割には、とてもとても爆睡できてしまいます。


3)わたしのおうちテント10カ条

①いつでもやめていい…がまん大会ではないので。外食や外出もOKとする。

②追加変更あり…あ、これ忘れた、あれがほしい、と思ったら自由に追加変更していいし、いつやめてもいい

③体育館ルール…1.2.1㎡以内 2.火気厳禁 3.ペグ禁止(自立型) 
④安心安全…とりあえず余震で被害を受けない。危険物を使用しない。
⑤軽量&設営が簡単…設営が簡単で使いまわしがきき避難時に大変でないこと。=リュックへのパッキング時に総重量が10キロ前後であること

⑥山ルールにならう…1.ごみは持ち帰り 2.衣食住のうち「住」から解決

⑦ローコスト…なるべく100円ショップを活用し、代用できるものは代用
⑧室内でのトイレ、洗面、調理を可能にする
⑨臭いが出ない…あえてリビングで実施。排泄物の臭いをシャットアウトする。
⑩1日1回スペシャル…非日常空間だからできる「極上体験」を1日1つ以上実体験

【おまけ】
①バッテリーの実験をすること…サーキュレーター+NETFLIX
②お客さま(家族)は「おやつ」でもてなすこと






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いざうち防災

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